2019年3月16日意見を持とう!
今日は、「人に好かれる会話力養成コース」の第6回目が行われました。
受講されている皆さんも随分日常会話などに慣れてきている感じがしました。
やはり熱心に取り組んでいる方は、目に見えて成長されます。すばらしい!
ところで、今日の教室を見ていて、私自身にも気付きがありました。
それは、講師が盛んに「会話の中に自分の意見を入れましょう!」と言っていたことです。
確かに、受講されている方々はご自身の意見を話の中に入れることが少ないです。
その様子を見ていて、何となく自分はどうだろう、と振り返ってみました。
すると、案外意見を言わずに、見たこと、聞いたこと、読んだことだけを、つまり事実だけを言っていることがあるなぁ、と思ったんです。
そして、意見を言わない原因には、特段意識していなくて自分の意見を持っていないケースと、
意見はあるけど、これを言うと雰囲気が壊れるかも、と思ってしまうケースの2つがあるように思います。
特に前者の場合は、気楽に話しているので、ある種、思考が停止してしまっているような気がします。
どんな場合でも、自分の意見を少し添えるだけで会話ははずみますよね。
例えば、「今日は寒いね~」だけだと、相手も「そうだね~」と言って、会話が終わってしまうかも知れません。
でも、次のように自分の意見をちょっと添えると、会話を続けることができるかも知れません。
「今日は寒いね~。でももうすぐ気温も上がって春らしくなるって天気予報で言ってたよね。
早く暖かくなってくれるといいね~。」
「そうだね~。春と言えば、うちの近くの公園の桜がいつもきれいに咲くんだよ。待ち遠しいね~。」
「うん。やっぱり、春といえば桜というイメージかな。うちの実家の近くの菜の花畑も、そりゃあきれいだけどね~。」
「あっそう。今年は暖かくなったら僕も見に行こうかな。」
というように。
私が生まれ育った関西のおばちゃんたちは、皆さんご承知のように、日常会話の名人です。
そのおばちゃんたちは、何かにつけて必ず自分の意見、気持ちをいいます。
だから、話が途切れないし、会話もいやというほど盛り上がるんだろうなぁ、と思います。
皆さんも、日常会話でも、ビジネス会話でも、今まで以上に意識して、ご自身の意見を言ってみてはいかがでしょうか?