日本話し方センター社長・横田章剛のブログ

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2019年3月13日ベーシックコースの修了式でした!


昨日は、ベーシックコース12月火曜教室の修了式でした。

ベーシックコースでは、全12回の最終日に、この教室で学んで得たことを3分間にまとめて発表してもらう、成果発表スピーチを受講生が行います。

私は、毎回これを聞かせていただくことを、とても楽しみにしています。

皆さん、とてもいいスピーチをされるんです!

今回は10名の受講生がスピーチをされました。

皆さん、受講して気付いたこと、これだ!と思ったことを、職場などで実際にやってみて、成功された体験を話してくださいました。

本当に、とてもいいお話ばかりでした。

特に今回、私が素晴らしい!と思ったのは、教室でお伝えしたことを、応用して成功された方がいらっしゃったことです。

教室では、スピーチは体験をもとにすると聞き応えのある話ができますよ、とお伝えしています。

これを聞いて、セミナーで講師をすることが機会がある方が、解説にご自身の体験をまじえて説明することにしました。

すると、セミナー関係者から、説明がわかりやすくなった、という反応がすぐに返ってきたそうです。

また、スピーチをする際は、まず始めに、これからどういう話をするのか、短いフレーズでまとめて言ってください、とお願いしています。

ある受講生は、これを、すべての会話に応用しよう、と思いつきました。

何が言いたいかを、話をする前に短い言葉で伝えるようにしたのです。

すると、今まで上司に、「君の話はよくわからない」と言われることが多かったのが、
その上司から「言いたいことがわかるようになってきた」と言われたそうです。

話し方には幾つかの原則があります。それら1つ1つはシンプルなものですが、シンプルなだけに応用範囲も広いのです。

それに気付いていただいたことが、私にはとてもうれしかったのです。

これからも、1人でも多くの受講生に何か気付いてもらえるよう、教室を続けていきますよ!
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