成果発表

日本話し方センターのセミナー最後には、受講の成果を発表するカリキュラムがあります。その際の受講の成果発表文の要約をご覧いただけます。

話すことへの自信や、話の組み立て方の向上を実感された受講生が沢山いらっしゃいます。

ベーシックコース 成果発表

挨拶の大切さを学んだ

教室の最初の講義で、挨拶は相互行為ではなく一方通行で良い、ということを聞きました。なるほどと思いました。目から鱗でした。

今住んでいるマンションでも、以前は、「こんにちは」といっても、無視をする人には「返してくれないならいいや・・・」と思い、挨拶をしていませんでした。
でも、教室で学んだことを思い出し、挨拶を返してくれなくてもめげずに「こんにちは」と声をかけるようにしました。
これを続けていると、相手も気になったのでしょうか。
ある日、小さな声で「こんにちは」と返してくれました。
気持ちが通じたようで、なんだか嬉しくなりました。

挨拶を返してもらえると、「今日は寒いですね」「あ、そうですね」などと次の会話につながります。
何度か挨拶を繰り返すことで、親近感がわき、今まで話したことがなかった住民の方とのコミニケーションも少しずつ取れるようになりました。

ある時、競技用の自転車を持った人に会いました。30代ぐらいの男性です。
「かっこいい自転車ですね」
「ありがとうございます」
「レースに出るのですか?」
「そうなんです、実業団を作って、各地のレースに出ています。」

また、ある時は20代くらいの若いお母さんに会いました。
とてもかわいい赤ちゃんを連れていました。
「かわいいですね!何ヶ月ですか?」
「9ヶ月です。今保育園を探しているのですが、どこかいい所、知っていますか?」

積極的にコミニケーションが取れるようになって、知り合いも増え、気持ちも前向きになりました。
これからも挨拶をきっかけに、コミュニケーションを広げていきます。

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