2020年10月13日話すことが楽しくなってきた!
今日は、アタックスグループが主催する「社長塾」に講師として登壇しました。
昨年の11月にこの塾に登壇しており、その様子は「社長塾の講師を務めました」で書きました。
昨年は基礎編でしたが、今回は実践・応用編です。
昨年の講義で学んだスキルを実生活の中で実践してもらい、その結果や感想をスピーチにして発表してもらいました。
その後、個別に改善するともっと良くなる点を私がアドバイスし、個人でしばらく練習してもらった後、再度私がチェックして改善点をお伝えする、ということを繰り返しました。
本日の参加者のAさんは、用意してきたスピーチを発表した際、滑舌が良く、「え~、あの~」ということばぐせも出ませんでした。
2分の制限時間に対して1分50秒前後で話の長さも申し分ありません。
練習をきちんとされてきたことがすぐにわかりました。
一方で、次の2点を改善するともっと良くなると思い、アドバイスをしました。
1点目は、話を具体的にする、ということです。
当初のスピーチは、次のようなものでした。
「私は今まで人前で話す際、ほとんど準備をしなかったので途中で頭が真っ白になることがよくありました。
しかし、前回の講義を受けてから、暗記するまで繰り返し練習して話をするようにしているので、スムーズに話せるようになりました。」
この内容でも充分に伝わるのですが、もっと具体的にした方がよりわかりやすくなります。
話は聞き手が頭の中でイメージできるものの方がより伝わります。
従って、例えば、
「前回の講義後、最初に社員の前で話す際に、声に出して30回以上練習して臨みました。
そうしたところ、話す前のドキドキが少なくなり、話を始めても以前のように頭が真っ白にならず、言葉がスムーズに出るようになりました。
社員からも『今日の話、わかりやすかったです。』と言ってもらえ、自信がつきました。」
というように、ある場面を切り取って話した方が聞き手には、格段にわかりやすくなります。
アドバイスの2点目は、抑揚をつけて話す、ということです。
話は人を動かすために行うことがあります。
経営者の場合はそういう局面が多いでしょう。
そして、聞き手に動いてもらうためには、話に「共感」してもらう必要があります。
いくらわかりやすい、よい話をしても、共感が得られなければ、人は動こうとはしません。
そのためには、話に感情を込める必要がありますので、抑揚を大げさなくらいつけるようアドバイスしました。
Aさんにこの2点をお願いし、繰り返し声に出して練習してもらいました。
その途中で何度か「もっと感情豊かに話しましょう!」などと、アドバイスをしました。
Aさんは、私のアドバイスを素直に受け入れて実行してくださいました。
そして練習を重ねていくうちに、話し方が目に見えて変わってきました。
ご自分で手応えを感じているのか、Aさんの表情も和らいだ感じになっています。
その結果、最後のスピーチでは、見違えるほどわかりやすく、また抑揚がついて共感できる話になりました。
終了後、Aさんに感想を伺うと、
「アドバイスを受けて練習していくうちに、段々と話すことが楽しくなってきて、最後は自分の気持ちを乗せて話すことができました!」
と言ってくださいました。
私は「話すことが楽しくなってきた」というAさんの言葉にとても感動しました。
Aさんが今日の話し方を忘れずにご自分のものとされることを切に願っています!
日本話し方センターのベーシックコースや2日間集中セミナーでは、受講者の希望を伺い、また講師がお一人おひとりの特性を見ながら、アドバイス、ご指導をしています。
ぜひ一度無料体験教室にお越しください!
昨年の11月にこの塾に登壇しており、その様子は「社長塾の講師を務めました」で書きました。
昨年は基礎編でしたが、今回は実践・応用編です。
昨年の講義で学んだスキルを実生活の中で実践してもらい、その結果や感想をスピーチにして発表してもらいました。
その後、個別に改善するともっと良くなる点を私がアドバイスし、個人でしばらく練習してもらった後、再度私がチェックして改善点をお伝えする、ということを繰り返しました。
本日の参加者のAさんは、用意してきたスピーチを発表した際、滑舌が良く、「え~、あの~」ということばぐせも出ませんでした。
2分の制限時間に対して1分50秒前後で話の長さも申し分ありません。
練習をきちんとされてきたことがすぐにわかりました。
一方で、次の2点を改善するともっと良くなると思い、アドバイスをしました。
1点目は、話を具体的にする、ということです。
当初のスピーチは、次のようなものでした。
「私は今まで人前で話す際、ほとんど準備をしなかったので途中で頭が真っ白になることがよくありました。
しかし、前回の講義を受けてから、暗記するまで繰り返し練習して話をするようにしているので、スムーズに話せるようになりました。」
この内容でも充分に伝わるのですが、もっと具体的にした方がよりわかりやすくなります。
話は聞き手が頭の中でイメージできるものの方がより伝わります。
従って、例えば、
「前回の講義後、最初に社員の前で話す際に、声に出して30回以上練習して臨みました。
そうしたところ、話す前のドキドキが少なくなり、話を始めても以前のように頭が真っ白にならず、言葉がスムーズに出るようになりました。
社員からも『今日の話、わかりやすかったです。』と言ってもらえ、自信がつきました。」
というように、ある場面を切り取って話した方が聞き手には、格段にわかりやすくなります。
アドバイスの2点目は、抑揚をつけて話す、ということです。
話は人を動かすために行うことがあります。
経営者の場合はそういう局面が多いでしょう。
そして、聞き手に動いてもらうためには、話に「共感」してもらう必要があります。
いくらわかりやすい、よい話をしても、共感が得られなければ、人は動こうとはしません。
そのためには、話に感情を込める必要がありますので、抑揚を大げさなくらいつけるようアドバイスしました。
Aさんにこの2点をお願いし、繰り返し声に出して練習してもらいました。
その途中で何度か「もっと感情豊かに話しましょう!」などと、アドバイスをしました。
Aさんは、私のアドバイスを素直に受け入れて実行してくださいました。
そして練習を重ねていくうちに、話し方が目に見えて変わってきました。
ご自分で手応えを感じているのか、Aさんの表情も和らいだ感じになっています。
その結果、最後のスピーチでは、見違えるほどわかりやすく、また抑揚がついて共感できる話になりました。
終了後、Aさんに感想を伺うと、
「アドバイスを受けて練習していくうちに、段々と話すことが楽しくなってきて、最後は自分の気持ちを乗せて話すことができました!」
と言ってくださいました。
私は「話すことが楽しくなってきた」というAさんの言葉にとても感動しました。
Aさんが今日の話し方を忘れずにご自分のものとされることを切に願っています!
日本話し方センターのベーシックコースや2日間集中セミナーでは、受講者の希望を伺い、また講師がお一人おひとりの特性を見ながら、アドバイス、ご指導をしています。
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