日本話し方センター社長・横田章剛のブログ

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2021年1月6日話し方の問題は人間関係の問題です

「どうも自分の話はうまく伝わらないんだよなぁ・・・」

「朝礼で話をしても、みんな今一つ聞いてくれている感じがしないな・・・」

こんなお悩みを持っている方はとても多いようです。

そして、「これはきっと自分の話し方がよくないんだな」と考えて、話し方教室を受講されます。

しかし、そうした方々が受講されているうちに、ある種の変化が起こってきます。

日本話し方センターの話し方教室では、ベーシックコースの最後に「この教室に学んで得たこと」というテーマで成果発表スピーチをしていただいています。

上のような動機で受講された方であれば、成果発表スピーチの内容は、

「話し方のテクニックが身についた」

「あがらずに話せるようになった」

というものになるはずですよね。

確かにそういう内容のスピーチをされる方は少なくありませんが、少し違う内容でスピーチをされる方も少なくないのです。

「相手と自分をもっとほめよう」

「話し方教室で人生の勉強ができた」

「心の持ち方を学んだ」などなど。

これはどういうことだと思われますか?

実は、これらの方たちは、話し方の問題は人間関係の問題だ、と気づかれたのです。



日本話し方センターのベーシックコース2日間集中セミナーでは、話し方のテクニックはもちろんお伝えします。

しかし、それ以上に力を入れているのは、人間関係をよくする話し方、です。

狭い意味での「話し方」、つまり、

・はっきりと話す

・わかりやすい話をする

などは、当然ながらご指導していますし、ほとんどの方が以前とは見違えるような話し方をされるようになっています。

しかし、この狭い意味での話し方がうまくなっても、次の壁が待ち受けています。

それは、相手に話を聞いてもらえるか、自分の話に納得してもらえるか、ということです。

当然ながら、話し方のテクニックを充分に身につけても、その話の内容が暗いものだったり、話していることと日頃やっていることが違っていては、誰もその人の話は聞こうと思わないでしょう。

また、日頃から他の人から快く思われていなければ、そもそも話を聞こうとしてくれないかも知れません。

なので、私たちの話し方教室では、人間関係をよくする話し方、という広い意味での話し方を意識してお伝えしています。

そのために、話す態度や表情、相手に対する心の持ち方など、幅広く人間関係をよくするための知識を講義しています。

あいさつを励行する、プラス積極的な考えをする、ほめことばを使う、など具体的なお話を差し上げています。

また、講師が受講生のスピーチを講評する際も、相手がその話をどう受け取るか、という観点でアドバイスしています。

アドバイスの仕方も受講生に受け入れられるよう、相手目線でお話するようにしています。

 

その結果、教室に通われる前は、狭い意味での話し方のテクニックが身についていないことが問題だ、と考えていた方が、本当の問題はご自身の人間関係の作り方にあったんだ、と気づかれるのです。

話し方はコミュニケーションの基本です。

それだけになかなかに奥が深いものがあるのです。

 

日本話し方センターの話し方教室では、狭い意味での話し方はもちろん、広い意味での人間関係をよくする話し方を身につけていただく内容になっています。

ぜひ一度無料体験教室にお越しください!
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