2020年10月1日日常会話の上達に必要なことは?
日本話し方センターでは無料体験教室と名付けて、ベーシックコースの見学を受け付けています。
先日、そうした見学者の方から終了後、次のような質問を受けました。
「私は日常会話が苦手なんですが、このコースはスピーチ実習中心ですよね。このコースを受けると日常会話も上手になれるんですか?」
私は自信を持ってお答えしました。
「日常会話ができるようになりたい、と思いながら受講いただければ今より抵抗なく話ができるようになりますよ!」
日常会話が苦手な人は「上手な日常会話のやり方を知りたい」と思っている人が多いようです。
こういう風にすれば日常会話ができるようになるよ、という答えを求めているように思います。
実際に本屋さんに行くとそうした本が並んでいますし、実践すれば有効だと思われることが書かれています。
しかし、日常会話が苦手な人に必要なのは、上に述べたような「知識」ではなく、「苦手意識」をなくすことです。
日常会話に限らず、話が苦手だと思っている人は、うまく話せなくて悔しい思いをすることが嫌だ、という思いがあります。
なので、話をすることにどうしても消極的になりがちです。
そのような気持ちでは、いくら話し方の知識があっても思うように話せるようにはなりません。
まず意識を前向きに変える必要があるのです。
話に対する「苦手意識」をなくすには、主に2つのことが必要です。
まず何よりも、人と話す勇気を持つことです。
日常会話で代表的な場面は、エレベータを待っている時でしょう。
あなたがエレベータを待っていると、隣に顔は知っている同じ職場の人がいる場面を想像してください。
日常会話の知識があれば、隣の人に話しかけることができるでしょうか?
多分できないと思います。
話しかけられるかどうかは、「知識」の問題ではなく「勇気」の問題なのです。
そのちょっとした勇気を出すことがなかなかできないのです。
では、どうすれば勇気を出すことができるのでしょうか。
それは、「話す」ということしかありません。
ベーシックコースでは、受講生が毎回教室の前に立って2分間のスピーチをします。
話が苦手な人が人前で話すのは、それなりに勇気がいることです。
しかし、この実習を行っていくうちに、次第に話すことに慣れてきます。
そうすると、今までよりも話すことに抵抗がなくなってきて、積極的に人と話すことができるようになります。
私はそういう受講生を何人も見てきました。
「話がこわければ話で直す」のです。
苦手意識をなくすために必要なことの2つ目は、話のネタをためておくことです。
人に話しかける勇気が持てるようになっても、話すネタがなければ何を話せばいいのかわかりません。
やはり日常会話ができない、ということになります。
ベーシックコースでは、「話の材料の集め方」という講義があります。
そして、それをもとに話のネタを集め、スピーチにして発表してもらいます。
スピーチを作るのは大変ですが、話のネタは確実に集まります。
また、他の受講生のスピーチを聞くことでもネタは取れます。
受講中は何かと話し方に関するネタに接します。
意識をすれば、話のネタをたくさん集める事ができるのです。
ところで、私は冒頭の見学の方への答えとして「日常会話ができるようになりたい、と思いながら受講いただければ~」と言いました。
話すことに慣れ、話のネタを集めたら、それを日常の会話に活かすことが肝要です。
なので、常に「この話は雑談に使えるな。」とか「この話し方のテクニックを今度昼休みの会話で使ってみよう。」などと意識して欲しいのです。
日常会話が上手になりたいなら、常にそれを意識しながら話し方を学ぶことで、自分の理想とする姿に近づいていくことができるのです。
このように日本話し方センターのベーシックコースは、あらゆる場面での話し方の改善に有効なカリキュラムです。
ぜひ一度無料体験教室にお越しください!
先日、そうした見学者の方から終了後、次のような質問を受けました。
「私は日常会話が苦手なんですが、このコースはスピーチ実習中心ですよね。このコースを受けると日常会話も上手になれるんですか?」
私は自信を持ってお答えしました。
「日常会話ができるようになりたい、と思いながら受講いただければ今より抵抗なく話ができるようになりますよ!」
日常会話が苦手な人は「上手な日常会話のやり方を知りたい」と思っている人が多いようです。
こういう風にすれば日常会話ができるようになるよ、という答えを求めているように思います。
実際に本屋さんに行くとそうした本が並んでいますし、実践すれば有効だと思われることが書かれています。
しかし、日常会話が苦手な人に必要なのは、上に述べたような「知識」ではなく、「苦手意識」をなくすことです。
日常会話に限らず、話が苦手だと思っている人は、うまく話せなくて悔しい思いをすることが嫌だ、という思いがあります。
なので、話をすることにどうしても消極的になりがちです。
そのような気持ちでは、いくら話し方の知識があっても思うように話せるようにはなりません。
まず意識を前向きに変える必要があるのです。
話に対する「苦手意識」をなくすには、主に2つのことが必要です。
まず何よりも、人と話す勇気を持つことです。
日常会話で代表的な場面は、エレベータを待っている時でしょう。
あなたがエレベータを待っていると、隣に顔は知っている同じ職場の人がいる場面を想像してください。
日常会話の知識があれば、隣の人に話しかけることができるでしょうか?
多分できないと思います。
話しかけられるかどうかは、「知識」の問題ではなく「勇気」の問題なのです。
そのちょっとした勇気を出すことがなかなかできないのです。
では、どうすれば勇気を出すことができるのでしょうか。
それは、「話す」ということしかありません。
ベーシックコースでは、受講生が毎回教室の前に立って2分間のスピーチをします。
話が苦手な人が人前で話すのは、それなりに勇気がいることです。
しかし、この実習を行っていくうちに、次第に話すことに慣れてきます。
そうすると、今までよりも話すことに抵抗がなくなってきて、積極的に人と話すことができるようになります。
私はそういう受講生を何人も見てきました。
「話がこわければ話で直す」のです。
苦手意識をなくすために必要なことの2つ目は、話のネタをためておくことです。
人に話しかける勇気が持てるようになっても、話すネタがなければ何を話せばいいのかわかりません。
やはり日常会話ができない、ということになります。
ベーシックコースでは、「話の材料の集め方」という講義があります。
そして、それをもとに話のネタを集め、スピーチにして発表してもらいます。
スピーチを作るのは大変ですが、話のネタは確実に集まります。
また、他の受講生のスピーチを聞くことでもネタは取れます。
受講中は何かと話し方に関するネタに接します。
意識をすれば、話のネタをたくさん集める事ができるのです。
ところで、私は冒頭の見学の方への答えとして「日常会話ができるようになりたい、と思いながら受講いただければ~」と言いました。
話すことに慣れ、話のネタを集めたら、それを日常の会話に活かすことが肝要です。
なので、常に「この話は雑談に使えるな。」とか「この話し方のテクニックを今度昼休みの会話で使ってみよう。」などと意識して欲しいのです。
日常会話が上手になりたいなら、常にそれを意識しながら話し方を学ぶことで、自分の理想とする姿に近づいていくことができるのです。
このように日本話し方センターのベーシックコースは、あらゆる場面での話し方の改善に有効なカリキュラムです。
ぜひ一度無料体験教室にお越しください!