2020年10月3日人に伝わる話し方のポイントは?
今日はベーシックコース7月土曜教室の最終回でした。
最終回では、受講生がこの教室で学んで得たことを3分間のスピーチにして発表します。
私はそれを毎回聞かせていただいて、感想を受講生の前でお話しています。
今日の受講生の皆さんは、とてもわかりやすい話をされ、私はとても感銘を受けました。
なぜ、わかりやすい話だな、と思ったのかを受講生の皆さんに次のようにお話しました。
まず第一に話し方です。
最終回のスピーチは、大きな声で元気よく話す、という人が多いのですが、今日の皆さんはそれほど大きな声ではなく、聞き手に語りかけるように話をしました。
また、話している間に自然な笑顔を浮かべる人もいました。
そもそも話し方教室を受講する人は、人前で話すのが苦手、という人が8割以上です。
その苦手意識を克服して、自然な感じで語りかけるように話をしたので、とても説得力がありました。
大勢の前で勢いよく話をすると場合によっては偉そうに見えることがあります。
そう思われてしまうと話を聞いてもらえなくなります。
大勢の前でも一人ひとりに語りかけるように話をすると、好感が持たれ、その分とても伝わりやすくなるのです。
わかりやすい話だと思った2つめの理由は、成功体験をもとにした話だったからです。
話し方教室の受講生は、単に教室で講義を聞いて実習をするだけではなく、学んだことを職場や家庭で実践する人がほとんどです。
今日も全員、日常で実践して成功した、という話をしてくれました。
・上司から、君の話はわからない、と言われていたが、何が言いたいかをはじめに話すことに気をつけたところ、わかりやすくなったね、と言われた
・極端な人見知りだったが、教室でのスピーチ練習で勇気が湧き、職場の人と積極的に話すようにしたら、リラックスして会話ができるようになった
・教室の実習で身につけた「大きな声で堂々と話す」を職場で実行したら、上司から信頼されるようになった
このような成功体験は、自信を持って語れるので自分でも、話したい、と思えるのです。
成功体験に限らず、自らの体験談は話しやすいし、聞き手にもわかりやすい話になります。
日頃から体験談のネタをストックしておくと、話の幅が広がります。
そして、わかりやすい話の3つ目の理由は、話が具体的だったからです。
上の例のように
「極端な人見知りだったが、教室でのスピーチ練習で勇気が湧き、職場の人と積極的に話すようにしたら、リラックスして会話ができるようになった」
と話をされたら、聞き手は「もう少し具体的に言って欲しいなぁ」という気持ちになります。
それは、このような言い方では聞き手の頭の中に具体的なイメージが描けない=キチンと理解できないからです。
わかりやすい話とは聞き手の頭の中にイメージが浮かぶ話です。
実際、今日の受講生は全員、次のような話し方をしてくれました。
「以前の私は『新藤さん、今度飲みに行きましょうよ』と誘われても顔を真っ赤にして黙ってしまっていました。
しかし、教室のスピーチで人と話をすることに慣れてきたので、今では『いいですよ、行きましょう!』と言えるようになり、そればかりではなく、
『木村さんは何が好きなの?ピザかぁ。じゃあ、おいしいイタリアンの店、探しときますね!』
と会話を続けることができるようになりました。」
このようにその場の情景が浮かぶように話すと、聞き手にとてもわかりやすくなり、共感を得ることができるのです。
日本話し方センターの話し方教室では、ここに書いたことも含めて、わかりやすく伝わりやすい話し方ができるようになるための知識をお伝えし、受講生一人ひとりに合ったトレーニングを行っています。
ぜひ一度無料体験教室にお越しください!
最終回では、受講生がこの教室で学んで得たことを3分間のスピーチにして発表します。
私はそれを毎回聞かせていただいて、感想を受講生の前でお話しています。
今日の受講生の皆さんは、とてもわかりやすい話をされ、私はとても感銘を受けました。
なぜ、わかりやすい話だな、と思ったのかを受講生の皆さんに次のようにお話しました。
まず第一に話し方です。
最終回のスピーチは、大きな声で元気よく話す、という人が多いのですが、今日の皆さんはそれほど大きな声ではなく、聞き手に語りかけるように話をしました。
また、話している間に自然な笑顔を浮かべる人もいました。
そもそも話し方教室を受講する人は、人前で話すのが苦手、という人が8割以上です。
その苦手意識を克服して、自然な感じで語りかけるように話をしたので、とても説得力がありました。
大勢の前で勢いよく話をすると場合によっては偉そうに見えることがあります。
そう思われてしまうと話を聞いてもらえなくなります。
大勢の前でも一人ひとりに語りかけるように話をすると、好感が持たれ、その分とても伝わりやすくなるのです。
わかりやすい話だと思った2つめの理由は、成功体験をもとにした話だったからです。
話し方教室の受講生は、単に教室で講義を聞いて実習をするだけではなく、学んだことを職場や家庭で実践する人がほとんどです。
今日も全員、日常で実践して成功した、という話をしてくれました。
・上司から、君の話はわからない、と言われていたが、何が言いたいかをはじめに話すことに気をつけたところ、わかりやすくなったね、と言われた
・極端な人見知りだったが、教室でのスピーチ練習で勇気が湧き、職場の人と積極的に話すようにしたら、リラックスして会話ができるようになった
・教室の実習で身につけた「大きな声で堂々と話す」を職場で実行したら、上司から信頼されるようになった
このような成功体験は、自信を持って語れるので自分でも、話したい、と思えるのです。
成功体験に限らず、自らの体験談は話しやすいし、聞き手にもわかりやすい話になります。
日頃から体験談のネタをストックしておくと、話の幅が広がります。
そして、わかりやすい話の3つ目の理由は、話が具体的だったからです。
上の例のように
「極端な人見知りだったが、教室でのスピーチ練習で勇気が湧き、職場の人と積極的に話すようにしたら、リラックスして会話ができるようになった」
と話をされたら、聞き手は「もう少し具体的に言って欲しいなぁ」という気持ちになります。
それは、このような言い方では聞き手の頭の中に具体的なイメージが描けない=キチンと理解できないからです。
わかりやすい話とは聞き手の頭の中にイメージが浮かぶ話です。
実際、今日の受講生は全員、次のような話し方をしてくれました。
「以前の私は『新藤さん、今度飲みに行きましょうよ』と誘われても顔を真っ赤にして黙ってしまっていました。
しかし、教室のスピーチで人と話をすることに慣れてきたので、今では『いいですよ、行きましょう!』と言えるようになり、そればかりではなく、
『木村さんは何が好きなの?ピザかぁ。じゃあ、おいしいイタリアンの店、探しときますね!』
と会話を続けることができるようになりました。」
このようにその場の情景が浮かぶように話すと、聞き手にとてもわかりやすくなり、共感を得ることができるのです。
日本話し方センターの話し方教室では、ここに書いたことも含めて、わかりやすく伝わりやすい話し方ができるようになるための知識をお伝えし、受講生一人ひとりに合ったトレーニングを行っています。
ぜひ一度無料体験教室にお越しください!