2020年9月13日「したい話」が自信につながる!
今週はとてもうれしいことがありました。
数ヶ月前に受講を開始したFさんから、とてもうれしい報告をもらったのです。
Fさんは大学院で勉強をしている学生さんです。
極度のあがり症で、大学のゼミの発表では、みんなに注目されていると思うととても緊張してしまい、一言も話せません。
ゼミ以外でも研究成果を発表する機会がありますが、やはり全然話すことができません。
何とか人前で話せるようになりたい、という思いで日本話し方センターのベーシックコースを受講されました。
しかし、Fさんは受講し始めても、なかなか人前で話ができるようにはなりませんでした。
講師が教室開始前などに個別に指導しましたが、大きな改善は見られません。
教室での毎回のスピーチ実習はずっとパスしたままでした。
ところが、全12回も終盤に差しかかったときのことです。
その日、自分が飼っている鳥をテーマにしたスピーチをした人がいました。
それを聞いたFさんが、その日の教室が終わってから、講師と指導員に、
「私も鳥を飼ってるんです。今は2羽います。少し前にもう1羽いたんですけど、死んじゃったんです。でも~」
と、とても楽しそうに数分、話してくれました。
「Fさん、次回、その飼っている鳥の話、みんなの前でしてみない? とても楽しそうに話してるから、みんなの前でもできそうだよ。」
講師のこの提案に、Fさんは、
「ん~。なんか話せそうです。やってみます。」
と言ってくれました。
そして、その1週間後、Fさんは10名の前で、見事に自分の飼っている鳥の話をしたのです。
ひんぱんに原稿を見ながらでしたが、時々聞き手の方を見ながら話すこともできていて、信じられないくらいの進歩でした。
スピーチが終わってからFさんに感想を聞いたところ、「なぜか余り緊張しませんでした。すごくうれしいです!」とのことでした。
そして、今週、Fさんからメールが届きました。
それによると、専門家が100人ほど集まった勉強会で、自分の研究成果を発表し、その後の質疑応答も無事に対応できたとのことでした。
私はそのメールを読んで、もう、うれしくてうれしくてたまりませんでした。
今回のことは、私たちにとても大切なことを教えてくれています。
まず、自分が本当にしたい話をすることはとても大切だということです。
Fさんは自分が飼っている鳥のことを、心から話したいと思っていました。
そして、その話をすることで、あがりを抑えるきっかけをつかみました。
普段の教室で受講生のスピーチを聞いていても、これを話したい、という話をしている人は表情が明るく、声にも張りがあります。
その様子を見ていると、聞いている私たちも自然に話に引き込まれます。
話したい話題を選ぶこと、話したいと思えるストーリーにすることは、あがらずに話すためにも、また、人にしっかりと伝えるためにも、とても大切なのです。
一方で、自分の苦手なことを克服すると、人はとても積極的になれます。
Fさんは専門家が集まる勉強会を欠席することもできたそうです。
しかし、人前で鳥の話ができたことが自信につながり、勉強会で予定通り発表することにしました。
そして、そこでも成功を収めたことで、更に自信がついたと思います。
Fさんは、もう一度ベーシックコースをはじめから受講したい、と言ってくれています。
今まで人前で一言も話せなかったことから考えると、信じられないくらい前向きな姿勢です。
Fさんは、人前で話したい、という思いで受講を開始し、なかなか人前で話せなくても、教室には毎回出席してくれていました。
今回の成功は、Fさんの受講という行動を起こした勇気と、毎回出席という努力が実を結んだものだと思います。
人前であがってしまう、人と話すのが苦手だ、という方も、Fさんのようにぜひ行動を起こしていただきたいと思います。
ベーシックコースがどんな雰囲気で開催されているのか、興味のある方はお気軽に無料体験にお越しください!
数ヶ月前に受講を開始したFさんから、とてもうれしい報告をもらったのです。
Fさんは大学院で勉強をしている学生さんです。
極度のあがり症で、大学のゼミの発表では、みんなに注目されていると思うととても緊張してしまい、一言も話せません。
ゼミ以外でも研究成果を発表する機会がありますが、やはり全然話すことができません。
何とか人前で話せるようになりたい、という思いで日本話し方センターのベーシックコースを受講されました。
しかし、Fさんは受講し始めても、なかなか人前で話ができるようにはなりませんでした。
講師が教室開始前などに個別に指導しましたが、大きな改善は見られません。
教室での毎回のスピーチ実習はずっとパスしたままでした。
ところが、全12回も終盤に差しかかったときのことです。
その日、自分が飼っている鳥をテーマにしたスピーチをした人がいました。
それを聞いたFさんが、その日の教室が終わってから、講師と指導員に、
「私も鳥を飼ってるんです。今は2羽います。少し前にもう1羽いたんですけど、死んじゃったんです。でも~」
と、とても楽しそうに数分、話してくれました。
「Fさん、次回、その飼っている鳥の話、みんなの前でしてみない? とても楽しそうに話してるから、みんなの前でもできそうだよ。」
講師のこの提案に、Fさんは、
「ん~。なんか話せそうです。やってみます。」
と言ってくれました。
そして、その1週間後、Fさんは10名の前で、見事に自分の飼っている鳥の話をしたのです。
ひんぱんに原稿を見ながらでしたが、時々聞き手の方を見ながら話すこともできていて、信じられないくらいの進歩でした。
スピーチが終わってからFさんに感想を聞いたところ、「なぜか余り緊張しませんでした。すごくうれしいです!」とのことでした。
そして、今週、Fさんからメールが届きました。
それによると、専門家が100人ほど集まった勉強会で、自分の研究成果を発表し、その後の質疑応答も無事に対応できたとのことでした。
私はそのメールを読んで、もう、うれしくてうれしくてたまりませんでした。
今回のことは、私たちにとても大切なことを教えてくれています。
まず、自分が本当にしたい話をすることはとても大切だということです。
Fさんは自分が飼っている鳥のことを、心から話したいと思っていました。
そして、その話をすることで、あがりを抑えるきっかけをつかみました。
普段の教室で受講生のスピーチを聞いていても、これを話したい、という話をしている人は表情が明るく、声にも張りがあります。
その様子を見ていると、聞いている私たちも自然に話に引き込まれます。
話したい話題を選ぶこと、話したいと思えるストーリーにすることは、あがらずに話すためにも、また、人にしっかりと伝えるためにも、とても大切なのです。
一方で、自分の苦手なことを克服すると、人はとても積極的になれます。
Fさんは専門家が集まる勉強会を欠席することもできたそうです。
しかし、人前で鳥の話ができたことが自信につながり、勉強会で予定通り発表することにしました。
そして、そこでも成功を収めたことで、更に自信がついたと思います。
Fさんは、もう一度ベーシックコースをはじめから受講したい、と言ってくれています。
今まで人前で一言も話せなかったことから考えると、信じられないくらい前向きな姿勢です。
Fさんは、人前で話したい、という思いで受講を開始し、なかなか人前で話せなくても、教室には毎回出席してくれていました。
今回の成功は、Fさんの受講という行動を起こした勇気と、毎回出席という努力が実を結んだものだと思います。
人前であがってしまう、人と話すのが苦手だ、という方も、Fさんのようにぜひ行動を起こしていただきたいと思います。
ベーシックコースがどんな雰囲気で開催されているのか、興味のある方はお気軽に無料体験にお越しください!