2020年8月26日スピーチ練習に会話を入れる理由は?
昨日はベーシックコース6月火曜教室の9回目の講座が開催されました。
この教室の皆さんはとても積極的で、毎回、自宅でしっかりとスピーチ練習をして講座に来られます。
その結果、スピーチ自体はとても上手になっています。
最初の頃は、笑顔がなく、声も小さめで、「え~、あの~」を連発、明らかに緊張していることがわかるようなスピーチでした。
それが、昨日のスピーチでは、自然な笑顔で、後ろの人にも聞こえる大きな声で、堂々と話をしていました。
皆さんの努力が確実に成果となって表れているな、と感じました。
そうした受講生に対して、講師がアドバイスしたことは、
「ここまでできれば次のステップはさらにインパクトのある話ができるようなることですね。
自分ではかなりオーバーだな、と思うくらい大げさに感情を込めて話してください。」
というものでした。
そして、そのために、「会話をたくさん入れてください。」ということをお願いしていました。
日本話し方センターの話し方教室では、どの講師も「スピーチに会話を入れてください」と、受講生にアドバイスします。
それは、どうしてだと思いますか?
その理由は主に2つあります。
1つ目は、感情豊かに話す訓練になるからです。
人が話をする目的は様々ですが、その目的に応じて必要な話し方は変わります。
例えば、単なる事実を上司に報告することが目的の場合は、事実を簡潔に要領よく話すことが大事です。
一方、自分の思いや考えを相手に伝えることが目的の場合は、簡潔に要領よく話すだけでは不十分です。
自分の思いや考えを伝えるために必要なことは、相手に「共感」してもらうことです。
相手に共感してもらうには相手の感情に訴えかける話し方をしなければなりません。
理屈だけでは相手の感情が動かず、共感は得られません。
従って、こうした場合に必要なことは感情豊かに話すことです。
自分の思っていることを音調に表すことです。
しかし、残念なことに、会議などで人前で話す場合、多くの人は淡々とした話し方をしてしまいます。
これでは考えや気持ちが充分には伝わりません。
しかし、気の置けない友人とたわいもない会話をする場合、ごく自然に感情を込めて話しています。
なので、緊張する場面でも感情豊かに話す訓練として、会話を取り入れているのです。
スピーチに会話を入れる2つ目の理由は、話がとても具体的になるからです。
日本話し方センターの話し方教室では、聞き手が頭の中で情景を思い浮かべることができる話がよい話だ、と伝えています。
つまり、頭の中でイメージできるくらい具体的な話が聞き手にわかりやすい話なのです。
会話は、その場でのやり取りや心の中で思ったことをそのまま話しことばで表すので、これをスピーチに入れることで話がとても具体的になります。
残念ながら、この具体的に話すということも不十分でわかりにくい話になっている人が本当に多いです。
物事を抽象化するのは、あることを他のことに応用するのに必要なことです。
しかし、話をする場合は抽象的な話は聞き手がイメージしにくくわかりにくい話になるので要注意です。
この他にもスピーチに会話を入れて大げさに感情表現をすることで、自分の殻を破れるという効果もあります。
今回はスピーチ練習に会話を入れる理由について書きました。
このように、日本話し方センターの話し方教室でお伝えしていること、アドバイスしていることには必ずそうすべき理由があります。
そして、受講生にはその理由もきちんと説明しています。
興味のある方はぜひ無料体験教室にお越しください。
この教室の皆さんはとても積極的で、毎回、自宅でしっかりとスピーチ練習をして講座に来られます。
その結果、スピーチ自体はとても上手になっています。
最初の頃は、笑顔がなく、声も小さめで、「え~、あの~」を連発、明らかに緊張していることがわかるようなスピーチでした。
それが、昨日のスピーチでは、自然な笑顔で、後ろの人にも聞こえる大きな声で、堂々と話をしていました。
皆さんの努力が確実に成果となって表れているな、と感じました。
そうした受講生に対して、講師がアドバイスしたことは、
「ここまでできれば次のステップはさらにインパクトのある話ができるようなることですね。
自分ではかなりオーバーだな、と思うくらい大げさに感情を込めて話してください。」
というものでした。
そして、そのために、「会話をたくさん入れてください。」ということをお願いしていました。
日本話し方センターの話し方教室では、どの講師も「スピーチに会話を入れてください」と、受講生にアドバイスします。
それは、どうしてだと思いますか?
その理由は主に2つあります。
1つ目は、感情豊かに話す訓練になるからです。
人が話をする目的は様々ですが、その目的に応じて必要な話し方は変わります。
例えば、単なる事実を上司に報告することが目的の場合は、事実を簡潔に要領よく話すことが大事です。
一方、自分の思いや考えを相手に伝えることが目的の場合は、簡潔に要領よく話すだけでは不十分です。
自分の思いや考えを伝えるために必要なことは、相手に「共感」してもらうことです。
相手に共感してもらうには相手の感情に訴えかける話し方をしなければなりません。
理屈だけでは相手の感情が動かず、共感は得られません。
従って、こうした場合に必要なことは感情豊かに話すことです。
自分の思っていることを音調に表すことです。
しかし、残念なことに、会議などで人前で話す場合、多くの人は淡々とした話し方をしてしまいます。
これでは考えや気持ちが充分には伝わりません。
しかし、気の置けない友人とたわいもない会話をする場合、ごく自然に感情を込めて話しています。
なので、緊張する場面でも感情豊かに話す訓練として、会話を取り入れているのです。
スピーチに会話を入れる2つ目の理由は、話がとても具体的になるからです。
日本話し方センターの話し方教室では、聞き手が頭の中で情景を思い浮かべることができる話がよい話だ、と伝えています。
つまり、頭の中でイメージできるくらい具体的な話が聞き手にわかりやすい話なのです。
会話は、その場でのやり取りや心の中で思ったことをそのまま話しことばで表すので、これをスピーチに入れることで話がとても具体的になります。
残念ながら、この具体的に話すということも不十分でわかりにくい話になっている人が本当に多いです。
物事を抽象化するのは、あることを他のことに応用するのに必要なことです。
しかし、話をする場合は抽象的な話は聞き手がイメージしにくくわかりにくい話になるので要注意です。
この他にもスピーチに会話を入れて大げさに感情表現をすることで、自分の殻を破れるという効果もあります。
今回はスピーチ練習に会話を入れる理由について書きました。
このように、日本話し方センターの話し方教室でお伝えしていること、アドバイスしていることには必ずそうすべき理由があります。
そして、受講生にはその理由もきちんと説明しています。
興味のある方はぜひ無料体験教室にお越しください。