2020年9月21日あがらずに話す秘訣とは?
日本話し方センターの話し方教室を受講される方の8割以上は、人前であがる、というお悩みをお持ちです。
先日の2日間集中セミナーを受講されたGさんも、人前に出るとあがるのを何とかしたい、という思いで参加されました。
セミナーでは、何度も声に出してスピーチの練習をした後で人前で話す、ということを繰り返します。
このトレーニングを行うと、参加された方は、セミナーの中盤を過ぎた頃には全員の前で話をしてもあがっているようには見えなくなります。
(実際はとてもあがっているのですが、本人が意識しているほどには他の人にはあがっていないように見えるのです。)
しかしGさんは、セミナーの終盤にさしかかっても、相変わらずあがっている様子が見て取れました。
この様子を見て、講師は次のような指導を行いました。
人がいない廊下に2人で出て、講師はGさんから7~8メートル離れたところに立ちました。
「Gさん、ここにいる私にはっきりと聞こえるくらい大きな声で話してください。」
それまでGさんは余り大きな声でスピーチをしていませんでした。
なので、はじめはどの程度大きな声を出せばいいのか戸惑った感じでした。
「もっと大きな声で!」
「もっと勢いのある声で!」
Gさんのスピーチ練習の途中で講師が度々声をかけます。
次第にGさんの声が大きくなって講師にはっきりと聞こえるようになりました。
「Gさん、いいですよ~。それくらいの大きな声でやってみましょう!」
その後、全員の前でスピーチしたGさんは、以前より大きな声で、あがっていると感じさせることなく、堂々と話をしました。
大勢の前でスピーチをするとき、話し手は聞き手が発する、ある種の圧力を感じています。
スピーチが苦手で気後れしている人は、この聞き手の無言の圧力に負けてしまいます。
大勢の目が怖い、と感じる人は少なくないと思いますが、これも聞き手が発する圧力の一種です。
この圧力に負けないためには、話し手も圧力を発して、聞き手の圧力をはね返さねばなりません。
そのためにとても効果があるのが「大きな声で話す」ということなのです。
大きな声で話すと、話し手には自然に勇気が湧き、自信を持って話している、という気持ちになることができます。
話しているときの気持ちの持ち方は、皆さんが思っているよりもはるかに話の伝わり方に影響するものなのです。
なので、少しでも自信が持てるように大きな声で話す、ということは話をする上でとても大切なことです。
一方、聞き手も大きな声で話している人の話には引き込まれます。
聞き手は、小さな声の話は、耳に迫ってこないので他のことに注意をそらしてしまいがちです。
しかし、大きな声の話は耳に迫ってくる分、その話に意識を向けやすいのです。
スピーチだけでなく、上司への報告、各種の面接、会議での発言など様々な場面で「大きな声で話す」と、格段に伝わりやすくなります。
普段、小さい声で話すクセがある人は、少しずつでもいいので、大きめの声で話すことを意識してください。
日本話し方センターの話し方教室では、声の出し方や滑舌、話の組み立て方や話の仕方そのものなど、話し方に関するあらゆることをお伝えし、トレーニングのサポートをしています。
受講生一人ひとりに相応しいアドバイスを行っています。
ぜひ無料体験教室にお越しください!
先日の2日間集中セミナーを受講されたGさんも、人前に出るとあがるのを何とかしたい、という思いで参加されました。
セミナーでは、何度も声に出してスピーチの練習をした後で人前で話す、ということを繰り返します。
このトレーニングを行うと、参加された方は、セミナーの中盤を過ぎた頃には全員の前で話をしてもあがっているようには見えなくなります。
(実際はとてもあがっているのですが、本人が意識しているほどには他の人にはあがっていないように見えるのです。)
しかしGさんは、セミナーの終盤にさしかかっても、相変わらずあがっている様子が見て取れました。
この様子を見て、講師は次のような指導を行いました。
人がいない廊下に2人で出て、講師はGさんから7~8メートル離れたところに立ちました。
「Gさん、ここにいる私にはっきりと聞こえるくらい大きな声で話してください。」
それまでGさんは余り大きな声でスピーチをしていませんでした。
なので、はじめはどの程度大きな声を出せばいいのか戸惑った感じでした。
「もっと大きな声で!」
「もっと勢いのある声で!」
Gさんのスピーチ練習の途中で講師が度々声をかけます。
次第にGさんの声が大きくなって講師にはっきりと聞こえるようになりました。
「Gさん、いいですよ~。それくらいの大きな声でやってみましょう!」
その後、全員の前でスピーチしたGさんは、以前より大きな声で、あがっていると感じさせることなく、堂々と話をしました。
大勢の前でスピーチをするとき、話し手は聞き手が発する、ある種の圧力を感じています。
スピーチが苦手で気後れしている人は、この聞き手の無言の圧力に負けてしまいます。
大勢の目が怖い、と感じる人は少なくないと思いますが、これも聞き手が発する圧力の一種です。
この圧力に負けないためには、話し手も圧力を発して、聞き手の圧力をはね返さねばなりません。
そのためにとても効果があるのが「大きな声で話す」ということなのです。
大きな声で話すと、話し手には自然に勇気が湧き、自信を持って話している、という気持ちになることができます。
話しているときの気持ちの持ち方は、皆さんが思っているよりもはるかに話の伝わり方に影響するものなのです。
なので、少しでも自信が持てるように大きな声で話す、ということは話をする上でとても大切なことです。
一方、聞き手も大きな声で話している人の話には引き込まれます。
聞き手は、小さな声の話は、耳に迫ってこないので他のことに注意をそらしてしまいがちです。
しかし、大きな声の話は耳に迫ってくる分、その話に意識を向けやすいのです。
スピーチだけでなく、上司への報告、各種の面接、会議での発言など様々な場面で「大きな声で話す」と、格段に伝わりやすくなります。
普段、小さい声で話すクセがある人は、少しずつでもいいので、大きめの声で話すことを意識してください。
日本話し方センターの話し方教室では、声の出し方や滑舌、話の組み立て方や話の仕方そのものなど、話し方に関するあらゆることをお伝えし、トレーニングのサポートをしています。
受講生一人ひとりに相応しいアドバイスを行っています。
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