日本話し方センター社長・横田章剛のブログ

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2020年7月31日成長のスタートは自己否定から

昨日、ベーシックコース2月木曜教室の修了式がありました。



2月にスタートしたものの、4月から5月の2ヶ月は緊急事態宣言発令により休講にせざるを得ませんでした。

途中でブランクがあったにも関わらず、学習を続けて終了された皆さんには頭が下がる思いです。

本当におめでとうございます!

 

修了された方は皆さん、修了式でとても素晴らしいスピーチをされました。

その中に大学2年生のMさんがいました。

Mさんは、大学でゼミの発表が苦手とのことでした。

もっと大きい伸びのある声で話したい、人に伝わる話がしたい、という問題意識を持って受講をスタートしました。

このMさんの特徴は、とても素直なことです。

もっと大きな声で話せるようになりたい、という要望を聞いた際、講師が、

「Mさんは話をする時に喉を絞めていますね。あくびをしたとき、喉が思いっきり広がるでしょう。あれと同じように力を入れずに、できるだけ喉を広げて発声してみてください。」

とアドバイスしました。

Mさんが、言われた通りに喉を広げて発声してみると、今までより伸びのある声が出ました。

「あ!こんな感じで声を出せばいいんですね!」

少し感覚をつかんだMさんは、それから毎日喉を広げて発声する練習をしてくれました。

その結果、受講し始めてからすぐに、以前よりも大きくて伸びのある声でスピーチができるようになりました。

 

また、Mさんには、何が言いたいのかわからない、という改善点がありました。

あるスピーチで、Mさんはこんな話をしました。

「ある日、遅刻しそうになりあわてて家を出て駅に着いたところで財布がないことに気付きました。
駅や警察に届けましたが、出てきません。
数日後、何気なくカバンの奥を探ったところ、いつもは使わないポケットに財布が入っていました。
よかったと思いました。」

このスピーチを聞いた講師が、こう尋ねます。

「スピーチでは自分の意見を言うことがとても大切です。Mさんはこの経験から何が言いたいのですか?」

そう言われてもMさんは、自分が何が言いたいのか中々見つけられませんでした。

講師のアドバイスを受けながらあれこれ考えた末、

「あわてているときこそ落ち着こう」

という意見にたどり着きました。

それからMさんはスピーチをするとき、必ず自分の意見を言うようになり、とても聞き応えのある話をするようになりました。

 

日本話し方センターのベーシックコース2日間集中セミナーの受講生で、受講前後で大きく変化する人の特徴は、素直に講師のアドバイスを受け入れて実行する人です。

Mさんは正にそのタイプでした。

そして、素直な人のもう一つの特徴が、今の自分を否定する力がある、ということです。

受講生の中には、自分を肯定することに執着してしまい、講義で伝えた知識や講師のアドバイスを実践しようとしない方が、残念ながら、います。

そういう方は、

「あいさつなんていつもしているし、そんなことを教えて欲しいんじゃない。」

「話の材料ならいつも探している。」

「滑舌が悪いと言われたことはないから今のままでいい」

などと考えているようです。

 

しかし、自己を否定する力がある人は、

「いつもしているあいさつは本当のあいさつではなかったかも知れない。もっと大きな声であいさつしてみよう。」

「職場で雑談できないのは、まだまだ材料が足りないからだな。意識して集めるようにしよう。」

「ん~。確かに口の開き方が少ないなぁ。できるだけ大きな口を開ける練習をしよう。」

と自分を否定する一方で、前向きに課題に取り組みます。

その結果、確実に話し方も考え方も変わっていきます。

 

今の自分を否定することは、誰でも決して気持ちのいいものではありません。

しかし、自己否定をしないと素直になれず、成長の機会を逃してしまうことも事実です。

日本話し方センターの話し方教室を受講される方は、幸い、自己を否定して素直にアドバイスを受け入れる方がたくさんいらっしゃいます。

皆さんもぜひそういう仲間とともに学ばれてはいかがでしょうか?

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