日本話し方センター社長・横田章剛のブログ

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2019年5月8日勇気を出して話しかけてみよう


先日、家に帰るために、御茶ノ水から総武線に乗りました。すると・・・

5歳くらいの女の子と、1歳くらいの男の子、そしてお母さんの3人連れが乗っていました。

女の子は立っていましたが、少しはしゃいでいるようで、お母さんに「ねぇねぇ!これ、なぁに~!」と大きな声で盛んに話しかけています。

一方、お母さんに抱っこされている男の子もごきげんで、大きな声で「キャア~、エィ!」などと奇声を上げながら、こちらもお母さんにちょっかいを出しています。

こんなことされたらイライラするだろうな、と思ってみていたのですが、お母さんは慣れているのか、怒りもせず、ニコニコしながら子供達の相手をしています。

周りの人は、私も含めて、「うるさいな~」という表情で時々その親子連れを見るのですが、誰も特に何も言いません。

この状況は、 4つほど駅を過ぎても変わりませんでした。私も次第にイライラしてきました。

その時です。

3人連れのそばに立っていた、穏やかな表情のおばさんが、「あら~、お嬢ちゃん、元気ね~~、おいくつぅ?」と話しかけたのです。

すると、話しかけられた女の子は、急にはしゃぐのを止め、はにかんだ様子でお母さんに体を寄せました。

代わってお母さんが、「5歳だよね~」と、女の子に話しかけるように、おばさんに答えました。

それから、お母さんとおばさんの世間話が始まりました。普通の音量での会話なので周りの人の迷惑にもなっていません。

世間話の間、女の子はおとなしくお母さんを見ています。男の子もはしゃぐのを止め、やがて寝てしまいました。

そう。おばさんが優しく話しかけることで、うるさい車内が静かになったのです。

私はこの光景を見て、話すということはすごい効果があるんだなぁ、と思いました。

うるさい人が車内にいれば、通常はその人に怒りの感情とともに注意する、ということがすぐ頭に浮かぶと思います。

でも、このおばさんは、そうではなく、優しく話しかけたのです。

私は、このことで、話すことの効果がまだまだわかっていなかったな、話すということは奥が深いな、と思いました。

あの時のおばさん、学ばせて頂いて、ありがとうございました!
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