日本話し方センター社長・横田章剛のブログ

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2020年6月15日ことばの後に行動あり

最近、ベン・ホロウィッツというアメリカの起業家が書いた「WHO YOU ARE」という本を読みました。

この本は、企業の文化をテーマにしています。



企業文化が優れている会社は、社員が生き生きと働いていて、お客様の信頼も高いという印象がありますね。

それは、その会社の気風や気質という文化が人間の記憶に残り、そこから社員の目的意識が生まれるからだ、と著者は考えています。

この本では、チンギス・ハンや日本の武士道、奴隷の身分からハイチを独立させた人などを例に取り上げて、

何が企業文化を形成する上で大切か、ということを解説しています。

 

様々なことが書かれている中で、私が一番心に残ったことは、イントロダクション(序章)の表紙に書かれている

「行動こそが君という人間だ」

という言葉でした。

つまり、ホロウィッツは、会社の文化は、経営理念や経営方針などの書かれたもので生まれるのではなく、

一人ひとりの社員がどのように行動するかで生まれてくる、というのです。

 

例えば、お客様を第一に考えます、というスローガンを掲げている会社があるとします。

しかし、自社の商品・サービスへのクレームに対して、担当者がお客様の言うことは聞かずに言い訳ばかりしていれば、

そのスローガンをお客様も社員も信じようとは思わないでしょう。

また、社員のやりがいが一番大事だ、と常々言っている部長が、社員がミスをした時に、

その社員を馬鹿にするように「お前なんか給料泥棒だ!」などとどなったら、

その部長が社員のことを本当に大事に思っているとは誰も思わないでしょう。

 

この本の表のカバーには

「君の真の言葉と行動こそが困難を生き抜くチームをつくる」

と書かれています。

言行を一致させることで、会社のよい文化は築かれるということです。

 

このことは、個人レベルでも同じことが言えると思います。

日本話し方センターが最も大切にしている言葉に、

「ことばの前に心あり、ことばの後に行動あり」

というものがあります。

 

日本話し方センターは、単に話し方のテクニックをお伝えしているだけではありません。

上手な話し方を身につける目的は、よい人間関係をつくるためだと考えています。

いくら話し方が上手になっても、その話していることが、悲観的だったりくらかったりして、人によい影響を与えないものであれば、よい人間関係は築けないでしょう。

また、口ではどんなに良いことを言ってもそれが行動と異なっていては、誰にも信用されませんので、やはりよい人間関係にはつながりません。

 

行動の中でも日本話し方センターが特に重視しているのが、「時間」と「約束」を守ることです。

この二つをしっかりと行動できていれば、人の信頼が得られ、よい人間関係ができていく、と考えています。

 

言うは易く行うは難し、と言う言葉がありますが、時間と約束を守るだけでもなかなかできることではありません。

特に私たちは、特段の事情があったり、これは重要ではないなと判断した場合、つい時間や約束をおろそかにしがちです。

しかし、それは自分の勝手な判断であり、相手はその事情を仕方ないとは思わない、また重要性が低いとは思わないかも知れません。

相手の立場に自分を置き換えて物事を考えるようにせねば、時間や約束は守れません。

私自身、常に意識していかねば、と肝に銘じています。
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