自分の弱点を知ることが大切だ
日本話し方センターに通い始めてスピーチを毎週発表する中で、自分もやればできるじゃんと思い始めていました。
そんな中、第4回の講義で要点列挙を習い、この教室では原稿は全文書かないことを目指している、と言われました。
そこで要点のみのあらすじを作ってスピーチ練習をしました。
「社長報告資料を20件と記載し・・・」途中で詰まってしまい、全然話が続きません。
次の講義の前に先生に尋ねました。
「先生、要点列挙でスピーチできないんですけど」
すると、先生からは「全文書いても大丈夫です。そのうちできるようになるから。最後には何も書かなくても話せるようになりますよ」と言っていただきました。
先日、再度会社で報告する機会がありました。
資料があったのでそれなりに話せるだろうと思い、特に原稿は用意しませんでした。
「ここに書いてあります通り業務の効率化が、え~、できる・・・ようになります」
やっぱりうまく話せませんでした。
しかしそこで気づきました。資料をもとに話すのは要点列挙で話すのと同じ状況だと。
私は自分でわかったつもりでも頭の中が整理されておらず、その場で言葉にするのが苦手だったのです。
その後同じ資料を使って社長の前で報告する機会がありました。
今回はしっかりと原稿を準備して臨みました。
「業務の効率化が実現できます。また、品質の向上、業務の可視化、働き方の改革が望めます。そのために私が支援して参ります!」
自分の思った通りに、それほど緊張することなく報告をすることができました。
しっかり準備をすれば話せることに気づいたのです。とても大切なことに気づかされました。
今後は資料がある報告であっても原稿を準備して臨みます。