成果発表

日本話し方センターのセミナー最後には、受講の成果を発表するカリキュラムがあります。その際の受講の成果発表文の要約をご覧いただけます。

話すことへの自信や、話の組み立て方の向上を実感された受講生が沢山いらっしゃいます。

ベーシックコース 成果発表

相手の立場に立って会話をしよう

皆さんは、相手の立場に立って会話をすることができていますか? 私はどちらかというと、自分本位で話をする傾向があり、あまり相手の立場に立って会話することができていなかったように思います。

こちらの教室では、会話を基本として、「主題→話題」という順番で話をすることを学びました。「主題」を言うことで、自分の言いたいことをまず初めに話し、その後、「話題」、つまり具体的な話をします。

これまでの私の会話を振り返ってみると、「話題→主題」の順番で話をするか、もしくは、「話題」だけで、この話で何が言いたいかという「主題」がない会話が多かったように思います。例えば、価格交渉の場においての会話を例に上げると、「いやー、最近、コロナの状況どうですか?売上に影響出ていますか?」といった話題から入り、会話の最後に「いやー実は価格の交渉をお願いしたいんですよ」と、主題の部分を話す。これだと、聞いてる相手に時間がない場合、会話が長くなってしまいますので、大変迷惑をかけてしまうことになります。先に「価格交渉をお願いします」と話をし、その後、話題の部分「最近コロナどうですか?」と話をすることで、この人は「ああー、価格交渉したいんだな」ということが初めに分かり、その後の話にも趣旨を理解しながら耳を傾けてもらえます。

私は今後も、自分本位にならず、相手の立場に立って会話をしていくことを心掛けて参ります。

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