私は今まで、人前で話す時、緊張してしまい「こんにちは・・・」「山田です・・・」と、とても小さな声で話していました。

この教室で初めてスピーチをした時も、とっても緊張していました。でも「練習だから」と思い切って声を出してみました。「こんにちは！山田 知子です！」驚きました。「私ってこんなに大きな声が出せるんだ！」先生からも「声に張りがありますね」と褒めていただきました。

それからは、自宅のトイレや台所に発声練習の紙を貼って、何度も練習しました。すると、自然に声がはっきりと出るようになりました。仕事でお客様に会う前も「あ、え、い、う、え、お、あ、お」深呼吸して、最初の挨拶は元気よく！ を心掛けました。すると、自分から積極的に話をしたり質問したりできるようになりました。「山田様は足腰がしっかりなさってますね。何か、運動なさってたんですか？」「そうそう。若いころから、ゴルフや野球、ずっと続けてたんですよ」「やっぱりそうなんですね！ 山田さんは、元気があっていいですね」と、声を掛けていただきました。初めて言われた言葉で、とっても嬉しかったです。

大きな声で話すと、緊張が和らぎますし、話が相手にきちんと伝わります。自分のペースで話ができます。そして、自信がなくても自信があるように聞こえます。私はこれからも、人前では大きな声で話します。