成果発表

日本話し方センターのセミナー最後には、受講の成果を発表するカリキュラムがあります。その際の受講の成果発表文の要約をご覧いただけます。

話すことへの自信や、話の組み立て方の向上を実感された受講生が沢山いらっしゃいます。

ベーシックコース 成果発表

「人前で話すことが楽しくなった」

昨年末からの不況で私の仕事である建設業も大変な時期となりました。
今まで、仕事が途切れるという事態もなく、順調に過ごしてきたのですが、これからは何か今までとは違う新しい力をつけないと、この不況は生き残れないのではないかと感じていました。
私は「人前で話す」ことができていませんでした。
「人前で話す」ことを避けていると、仕事にも影響がでてきます。
また、更に一歩上を目指す事に積極的に取り組めない私がいました。

私は小学生の時学級委員に選ばれました。
「学級会」での話し合いでうまく司会ができず、友人に「へただな・・・」とクラスメイト全員の前でなじられた事がありました。
そのことがトラウマになったのでしょうか、どうしても人前で話すとあがってしまうし「うまく話せないから止めておこう」とマイナスのイメージばかりが先行していました。

「話し方教室」も話し方のテクニック優先の、緊張感たっぷりの大変な所だろうと思っていたので、人前で話すことに抵抗のあった私は、2・3ヵ月躊躇の末通うことにしました。
教室では「挨拶の大切さ」や「人に好かれることが大切」と精神的な話もあり、テクニックだけでないことがわかり、安心して気持ちが入っていきました。

そして、毎回講義の後に強制的? にみんなの前でスピーチをしなければならず、初めはドキドキとあがりっぱなしで、自分が何を言い、どんな姿勢で話をしているのか、まったくわかりませんでした。
それが、1ヵ月すぎ、2ヵ月が過ぎてくると、みんなの顔も見られるようになってきたし、自分が今、手を組んでいるな、足を動かしたな・・・と意識ができるくらい余裕をもてるまでになりました。

教室で教えていただいた「サンドイッチ法」で話を組み立てて話をする。
繰り返し、繰り返し人前で話をしているうちに、あんなに苦手としていた「人前での話」が病み付きになるような楽しさに変わってきたのです。

これからは、仕事に大いに活かして、一歩上を目指します。

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