成果発表

日本話し方センターのセミナー最後には、受講の成果を発表するカリキュラムがあります。その際の受講の成果発表文の要約をご覧いただけます。

話すことへの自信や、話の組み立て方の向上を実感された受講生が沢山いらっしゃいます。

ベーシックコース 成果発表

相手の立場になって物事を考えよう

私は、吃音症、不自然な口癖、早口で「何を言っているのかわからない」「語
尾がもぞもぞして聞き取れない」と家族や、会社の人から度々、指摘されてい
ました。
このまま、話すことに難儀しながら生き続けるのか…暗澹たる気持ちでした。

教室に通ったことで、話のまとめ方、具体的に話すテクニックを学びました。
しかし、もう一つ大きなことを学びました。

私はこれまで取材の仕事をすることがあります。
相手に対する配慮が少なく、クレームをいただくこともあり悩んでいました。
人から好かれるにはどうしたら良いのか・・・その答えを教えてもらいました。
それは「相手の立場に自分を置き換えて物事を考える」ということです。
“話し方を学びながら、思いやりのある愛情深い人間に育っていこう”
ということでした。

それから、まず一番目に、笑顔で先手の挨拶を実行しました。
二番目として、相手の話を7対3でしっかり聴くようににしました。
三番目に、相手の言葉、行動に“ありがとうございます!”と言うようにしま
した。

教室でのスピーチは準備ができなく、思い通りにはいきません。
しかし、意外なところで成果が出てきたのです。
ある時社長に声をかけられました。
「まだ、ときどき不自然な遅さがあるが、以前より説明が聞きやすくなったぞ。
要点の繰り返しも、よく聞いているからできるんだよ。どこかで勉強している
って聞いているが、いいことだ。がんばれ!」

“自分がまず変わることで相手が変わってくれる”
「心が変われば言葉が変わる!言葉が変われば行動が変わる!行動が変われば
人生がかわる!」
これからは、この言葉を糧にして明るい毎日を過ごしていきます。

コースのご案内