成果発表

日本話し方センターのセミナー最後には、受講の成果を発表するカリキュラムがあります。その際の受講の成果発表文の要約をご覧いただけます。

話すことへの自信や、話の組み立て方の向上を実感された受講生が沢山いらっしゃいます。

ベーシックコース 成果発表

準備は大切だ

昨年の10月にあるイベントで大勢の前で話をする機会がありました。その時の私は、原稿は準備せず「ぶっつけ本番でもなんとなくうまく話せるだろう」と思っていました。しかし、終了後の反省会で「同じことを繰り返していて、伝わりづらいんだよね」「何か思い出しながら、話してる感じがするよ」と言われてしまいました。

これは改善しなければ、と思っていた時に、この話し方教室で「成功のサイクル」について学びました。「これだ!」と思い、次の機会では原稿を準備して話したくなるまで練習することを意識して取り組みました。さらに練習は、「抑揚」と「間」を意識しながら行いました。例えば、
「皆さんは、いかがでしょうか?」という問いかけを「(明るい高めの声で)皆さん、(間をあけて)いかがでしょうか?」と言うふうにしたり、
「これ、凄くないですか?」と言うのも「これ!、(間をあけて)(大きめの声で)凄くないですか!」と言うふうに変えてみました。

すると、そのイベント終了後、「前回と全然違って、わかりやすい!」「重要なところや言いたいことを伝えるのがうまくなった」と言ってもらうことができました。さらに、練習の様子を社長が見ていてくれたようで、「練習、頑張ってるね。前回のイベントも良かったって聞いているよ」と言ってもらえました。

今までは、「なんとなく頭の中に予定も入っているし、流れに沿って話せば、まぁうまく話せるだろう」と思っていましたが、しっかりと準備をすることで自信を持って臨むことができました。さらに本番がうまくいくことで、早く次のイベントで話したいと思っている自分がいました。

これからも、説明会や研修等人前で話す機会がたくさんあります。その時も、しっかりと準備をして、話したくなるまで練習をして臨んで、成功のサイクルを回します。

日本話し方センターからの一言

ベーシックコースでは、話の90%は準備で決まることを説明し、具体的な準備の仕方を講義やスピーチ実習を通して解説しています。その学びを職場で活かして見事に成功された方は他にも大勢いらっしゃいます!

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