成果発表

日本話し方センターのセミナー最後には、受講の成果を発表するカリキュラムがあります。その際の受講の成果発表文の要約をご覧いただけます。

話すことへの自信や、話の組み立て方の向上を実感された受講生が沢山いらっしゃいます。

ベーシックコース 成果発表

成功のサイクルが回り出した!

「なぁ、今の発表めっちゃ泣きそうな顔してたよ、緊張してんの?」
「そんなことないよっ!」
「なんでお前、人前で話す時いつも泣きそうな顔なの?」
悔しくて言い返せませんでした。

私は高校生の頃にデザイン系の学校に通っていました。

課題が沢山あり、そのたびにみんなの前で発表するのですが、失敗の連続でした。
自信がなくなる。あがってしまう。意欲をなくす。
まさに負のサイクルの真っ只中でした。

上がり症のせいで、私は今までの人生で二つの大きな後悔をしています。

一つは企業の面接が怖くて一社も受けられなかったこと。
もう一つは新婦のスピーチが嫌で結婚式を挙げなかったことです。

「あがり症が無ければ、人生もっと楽しいのに…。」と何度思ったことでしょう。

そこから特に人前で話す機会もなく、ぬくぬくと数年がたちました。

ところが子供が幼稚園に上がると、自己紹介をする場面があります。
ココで逃げたら大きな後悔がまた一つ増えてしまう!
そう思った私は、話し方センターへ通う決断をしました。

初めて成果を感じたのは、毎回の講義の後半に行うスピーチ実習でした。

いつもより念入りに準備をして、声に出して30~40回以上は繰り返し練習しました。
要点を簡潔に書いたメモで覚えるように切り替えたので、単語を忘れても変わりの単語が直ぐに思い浮かびます。
それは初めて人前で話すことが楽しい、話していて気持ちいい!と思えた瞬間でした。

十分な準備をしたことで、スピーチへの意欲が湧き、成功へつながり、自信が生まれる。
私の中でようやく成功のサイクルが回り出したのです!

この成功のサイクルを止めないようにして、あがり症のせいで後悔することがないように、これからの人生を楽しみたいと思います。

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