何事にも主題をつけよう
「新谷君、何を言っているのか分からないなぁ」
「それで結論は何?」
「だからさぁ、もう少し整理して話してくれないと」
私は上司に報告する時や会議で、よくこんなことを言われていました。
今思うと、私の報告は、 「岩本さんはこう言っていました。一方、坂井さんはこう言っていて、あっ、でも資料ではこう書かれています」 と聞いたことや調べたことを並べているだけでした。
「このままではいけない、とにかく話し方を変えないと仕事にならない」 と思い、藁をもつかむ思いでこの教室へ来ました。
そんな自分にとって、この教室で学んだ、主題-話題-主題の話し方は特効薬となりました。
主題とは、自分の言いたいことを20文字以内の短い言葉にまとめたものです。
毎週のスピーチを作る時、20文字以内で主題を言い切るのは大変でしたが、繰り返し考えることで主題をまとめることができるようになってきました。
これを仕事でも応用した結果、変化がありました。
主題-話題-主題の話し方を心がけたことで、上司から「何を言っているのか分からないなぁ」と門前払いされることがなくなったのです。
「そのアイデアいいね、それで進めていこう」「もっとこうした方がいいかな」 とアドバイスをもらえる様になりました。
今後も仕事のことだけでなく、日常の出来事にも主題をまとめて先に話すことで、人生を豊かなものにしていきます!