成果発表

日本話し方センターのセミナー最後には、受講の成果を発表するカリキュラムがあります。その際の受講の成果発表文の要約をご覧いただけます。

話すことへの自信や、話の組み立て方の向上を実感された受講生が沢山いらっしゃいます。

ベーシックコース 成果発表

伝えるときは相手のことを考えよう

就職活動をしているときのことです。
「神崎さんは、当社にどんなイメージをお持ちですか?」
「え~、と。このですね、業界のリーダーですね、リーダー的な会社だと思ってます。」
「ふ~ん」
(自分なりには伝えたいことがあっても、相手はどうして理解してくれないのだろう、説明が足りてないのかな)
と反省する日々が続きました。

これでは社会人になったら苦労すると思い、この講座に通いました。

目的は、もちろん、自分の主張をわかりやすく伝えることです。
2回目の講座で、自己紹介をしている自分の姿をビデオで見たとき、衝撃が走りました。
「神崎太郎です。趣味は・・・え~と」
これでは第一印象はおろか、言ってることがわからない。
「これは内容以前の問題だな」と実感しました。

その次から、
話すときは聞き手を見る、反応を見て話を展開していく。
できて当たり前だと思っていた、話すときの姿勢にも気をつけるようにしました。

数ヶ月後、後輩たちの前で就職活動について報告する機会がありました。
「神崎太郎です。今日は就職活動について3つのアドバイスをします。
1つは自己分析を深めること。2つ目は業界理解を深めること。3つ目は社会人のアドバイスを真摯に受け止めること」
終わってみると、皆、私のほうに注目し、もっと聞きたいと言わんばかりに、質問が多く寄せられました。

相手のことを考えながら話すと、聞き手もついてきてくれるんだと嬉しくなりました。

私は、4月から社会人になります。
社会人は、今以上にコミュニケーション能力が求められるでしょう。
話し方教室で学んだことを活かし、相手に自分の考えを伝えられる社会人になれるよう、これからも練習していきたいと思います。

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