成果発表

日本話し方センターのセミナー最後には、受講の成果を発表するカリキュラムがあります。その際の受講の成果発表文の要約をご覧いただけます。

話すことへの自信や、話の組み立て方の向上を実感された受講生が沢山いらっしゃいます。

ベーシックコース 成果発表

プラス思考を実践する

私は物ごごろついたころから滑舌が悪く、必然的に人前で話すことが嫌になり、
苦手意識をずっと持っていました。
学校の授業では、特に国語の時間に朗読をあてられるのが本当に嫌でした。
そして失敗→苦手意識を持つ→自ら人前を避ける→という悪循環に陥っていま
した。
大学時代には、病気ではないかと思い、いくつかの病院にも行ってみました。
しかしどこでも異常はないと言われ、“気にしすぎでは・・・”ということで、
特に治療することもありませんでした。

しかし、就職活動も始まり、人前で話す機会も多くなりました。今度こそ滑舌
を良くして人前で堂々と話せるようになりたいと強く思うようになりました。
そこで滑舌が良くなる本などを買って自分なりに勉強もしてみました。
なんとか就職活動も無事に終えてホットひと安心していました。

ところが、会社に入るとさらに人前で話をすることが多くなりました。
今度こそ人前で堂々と話せるようになりたいと、思うようになりました。
HPでいろいろな話し方教室を見たり、体験レッスンなどにも行き、この教室
に通うことにしました。この教室は人前で話す機会が多いことに魅力を感じた
からです。

実際に通いだしてみると、実習で、人前に出ると聞き手の顔をまとに見ること
ができませんでした。遠くの一点をずっと見つめ、早口で機関銃のように話す
自分に驚きました。
毎回スピーチ実習があり、何度も実習を積み重ねることで、恥ずかしさも無く
なっていき、聞き手の顔を見ながら堂々と話せるようになっていきました。
合わせて、どんなにスピーチが上手な人でも、材料がなければ話せないことも
知りました。
何よりも材料を集める意欲を持ち、事前の準備をしっかりすることが大切だと
いうことも学びました。

授業の内容も大変興味深いものばかりでした。
特に印象に残っているのは、プラス積極思考になることで人生が変わるという
ことでした。
今までの自分を振り返ると決してポジティブではありませんでした。
私はこれからも教室で学んだことを活かし、積極的になんでもやってみようと、
プラス積極思考で生きていきます。

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